ガキかまうのもいいがよ、たまにはオレにもかまってくれねぇか?
女の身体を横たえ、はらりと一番にどけるのはいつもこのマフラーだ。
するりと剥がしたそこに普段は隠されている真白い首が現れる。
噛り付きたくなるんだよなぁと、本当にそうして、
毎回恨みがましい目で見られるのだが、いいじゃねーか、
どうせまたそれ巻くんだろう?と笑って再び顔を沈める。
てろりと舐めれば「はぅ、」と甘い声をあげ、金色螺旋が潤み出す。
なぁおまえ、今宵も男を惑わすその畏れをオレだけに魅せてくれ。
「ん・・・リクオさまぁ」
細く白い腕がするりと首に絡みつく。
それに誘われるように顔をあげ、まずは今宵最初の口吸いを。
つららよつらら、
この滾る熱を治めることが出来るのはおまえだけ。
オレの愛しい雪女。
すでに夫婦設定
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