狐の呪いの悪夢をみた。
父の姿が己のものに。
そしてああ、
今、目の前で微笑みながら涙を流すのは。
八重山吹の乙女でなく、
冷たくもあたたかい、
いとしい雪女が泣いている。
希う
ねぇ氷麗、
ボクはなれたかな
立派な総大将に。
この先もずっと
守りり守られ生きて行こう。
それがボクの、オレのただ希うもの。
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